神経系

【神経系】とは、神経組織で構成されている器官系のことをまとめてさしています。

大きく分けると神経系には、神経系の中でも中枢的な働きをする【中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)】と、中枢神経を除く【末梢神経系(まっしょうしんけいけい)】の2種類があります。
具体的には、【中枢神経系】は脳と脊髄(せきずい)を、【末梢神経系】は中枢神経系以外の全身に分散している神経系をさしています。

さらに【末梢神経系】には、血管や臓器の機能制御をつかさどる無意識的器官である【自律神経系】と、身体の知覚などをつかさどる意識的器官である【体性神経系】があります。
そして【体性神経系】には、皮膚などを介して体の外部もしくは内部への刺激を感知して脳へと伝達する神経である【感覚神経系】と、脳が発した指令により筋肉を動かす神経である【運動神経系】とに分かれています。

マッサージの施術においては、神経系の機能やはたらきを無視することはできません。施術中に体の表面をさすったり、もんだり、押したり、叩いたりなどを行っていく際、「現在身体がどのように触られているか」というのを実際に感じ取るのは神経系です。行われているマッサージを神経系がどのように感知し、どのようなはたらきをしていくかということによって、マッサージの効果は大きく変わってきます。
「この神経にこういった刺激を与えるとこういう効果がある」ということをきちんと理解してから施術すると、効果的なマッサージを行いやすくなるでしょう。

なお神経系が「気持ち良い」というような感覚を感じ取った場合、マッサージの効果に良い影響をもたらす可能性があります。
逆に触り方および与える刺激によっては、マッサージされている方の神経系が不快な感覚を感じてしまい、それがマッサージの効果に良くない影響を与えてしまう場合もあるようです。